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    障がいのある子の親なき後の住まい|施設・グループホーム・自立生活の選択肢

    障がいのある子の親なき後の住まい|施設・グループホーム・自立生活の選択肢

    2026年07月22日生活支援いきいきつながる会7分で読めます

    障がいのある子の親なき後の住まい|施設・グループホーム・自立生活の選択肢

    「自分たち親がいなくなったあと、この子はどこで暮らすのだろう」——障がいのあるお子さんを育てるご家族にとって、親なき後の住まいは最も大きな心配ごとのひとつです。大阪・関西で障がいのある方とそのご家族を支えるいきいきつながる会にも、住まいに関するご相談が多く寄せられます。

    ひとくちに「住まい」といっても、選択肢はグループホームだけではありません。この記事では、2026年現在の制度をもとに、障がいのある方の住まいの主な選択肢と、それぞれの特徴、親が元気なうちから準備しておきたいことを整理します。「親なき後」全体の備えについては障がい者の「親なき後」問題とは?家族が今からできる住まい・お金・見守りの備えもあわせてご覧ください。

    住まいの選択肢は大きく分けて3つ

    障がいのある方の住まいは、支援の度合いやご本人の希望に応じて、おおむね次の3つの方向性で考えられます。

    1. **グループホーム(共同生活援助)**で少人数の共同生活を送る
    2. **障害者支援施設(入所施設)**で手厚い支援を受けながら暮らす
    3. **一人暮らし(自立生活)**を、支援を受けながら続ける

    どれが合うかは、ご本人の障がいの状況や生活のしかた、望む暮らし方によって変わります。ひとつずつ見ていきましょう。

    選択肢1:グループホーム(共同生活援助)

    グループホームは、障害者総合支援法にもとづく共同生活援助というサービスで、少人数で共同生活を送りながら、食事や入浴、服薬などの支援を受けられる住まいです。地域のなかで暮らせることから、近年、選ぶ方が増えているとされています。

    グループホームには、支援の形によっていくつかの類型があるとされています。

    • 介護サービス包括型:職員が配置され、日常生活の支援を事業所が一体的に行うタイプ。日中は就労支援や生活介護などに通う方が多いとされています。
    • 外部サービス利用型:日常の支援の一部を外部の事業所に委託するタイプ。
    • 日中サービス支援型:比較的重い障がいのある方などを対象に、日中を含めて手厚い支援を行うタイプ。
    • サテライト型:グループホームの支援を受けつつ、より一人暮らしに近い形で暮らすタイプ。

    同じ「グループホーム」でも支援の中身は事業所によって異なります。特に強度行動障がいのあるお子さんの場合は、対応の可否や体制を丁寧に確認することが欠かせません。選び方のポイントは強度行動障がいのある子のグループホーム選び|親なき後に備える入居準備と5つの確認点【2026年版】でくわしく解説しています。

    選択肢2:障害者支援施設(入所施設)

    常時の介護など、より手厚い支援が必要な場合には、**障害者支援施設(入所施設)**という選択肢があります。夜間を含めて支援を受けながら生活できる住まいで、医療的なケアや行動面の支援が必要な方の受け皿となることもあります。

    一方で、地域移行(施設から地域での暮らしへ移る流れ)が進められてきた背景もあり、地域によっては空きが限られているとされています。入所を検討する場合は、早めに相談し、情報を集めておくことが大切です。

    選択肢3:支援を受けながらの一人暮らし(自立生活)

    ご本人が望み、状況が許す場合には、支援を受けながらの一人暮らしという選択肢もあります。障害者総合支援法には、一人暮らしを希望する方の定期的な訪問や相談に応じる自立生活援助というサービスもあり、こうした仕組みを組み合わせて暮らしを支えることが考えられます。

    また、地域には、緊急時の受け入れや相談などの機能をになう地域生活支援拠点等の整備も進められているとされています。「一人暮らしは無理」と最初から決めつけず、どんな支援があれば実現できるかを一緒に考えることも大切です。

    住まいと同時に考えたい「お金」と「意思決定」の備え

    住まいを決めることと並行して、親なき後のお金の管理意思決定の支援の備えも欠かせません。ご本人の財産管理や契約を支える仕組みとして、成年後見制度とは?法定後見・任意後見の違いと費用・手続きを徹底解説|身元保証との併用も紹介【2026年版】もあわせてご確認ください。

    なお、ここで紹介した制度やサービスは、厚生労働省が所管する障害者総合支援法などにもとづくもので、2026年現在の情報です。制度は今後の改正で内容が変わる可能性がありますので、実際の利用にあたっては、お住まいの自治体の窓口や相談支援事業所などで最新の情報をご確認ください。

    大阪・関西で親なき後の住まいを相談したいなら

    親なき後の住まいは、情報を集め、見学し、ご本人に合う場所を見極めるまで、時間も労力もかかります。しかも、住まい・お金・日中の活動・見守りといった課題が同時に絡み合うため、ご家族だけで進めるのは容易ではありません。

    いきいきつながる会は、大阪・関西を拠点に、障がいのある方とご家族の暮らしを、住まいの相談から見守り、身元保証までワンストップで一貫してサポートしています。グループホーム「いきいきホーム」の運営を通じて、行き場に悩むご家族に寄り添ってきた実績もあります。

    「まだ具体的に動けていないけれど、そろそろ考えたい」という段階でも構いません。初回のご相談は無料でお受けしています。障がいのあるお子さんの親なき後についてお悩みの際は、どうぞお気軽にいきいきつながる会へご相談ください。