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    若い世代が「終活」を考える。新しい家族の形。

    若い世代が「終活」を考える。新しい家族の形。

    2025年11月19日終活管理者6分で読めます

    「おばあちゃん、終活って知ってる?」
    若い世代でも、終活という言葉について知っています。

    一昔前は、終活といえば
    「高齢者が自分の最期に備えるもの」
    というイメージが強いものでした。

    しかし近年、若い世代(20〜40代)が終活に関わるケースが増えています。
    終活が一般的な言葉になり、家族の未来を守るための前向きな準備として捉えられ始めたからです。

    本記事では、

    • なぜ若者が終活を考えるのか
    • 情報社会で若い世代だからこそできる役割
    • 家族と若者が一緒に終活を進めるメリット

    を紹介します。

    若い世代が終活を考えるようになった理由

    1. 家族の“もしも”を身近に感じているから

    SNSやニュースで、
    「高齢者の孤独死」「介護離職」
    などの話題を日常的に目にする若者は多いです。

    特にひとり暮らしの祖父母や高齢の親がいる家庭では、
    若いうちから
    「いざという時にどうすればいいのか?」
    と疑問を持つ人が増えています。

    2. 親・祖父母がITに疎いため、代わりに調べることができる

    高齢者にとってネット検索はハードルが高いもの。
    しかし若者にとっては当たり前であり、効率的に必要な情報を集められます。

    • 終活は具体的に何をすればいい?
    • 相続・遺言・保険・医療の準備は?
    • どのサービスが信頼できる?

    こうした内容を正確に調べ、比較し、判断できるのは若い世代の強みです。

    3. 正確な情報を見極められる力がある

    ネットには正しい情報と誤った情報が混在しています。
    若者は普段からネットに触れているため、

    • 信頼できるソースか
    • 情報は更新されているか
    • 公的機関か民間か
    • 主観ではなくデータに基づくか

    といった判断を自然に行えます。

    そのため、
    「終活の間違った知識に惑わされにくい」という特徴があります。

    4. 終活を“前向きな準備”としてとらえている

    終活という言葉が一般的になり、 終活が「死」のイメージよりも、**“家族の人生をよりよいものにする準備”**としてとらえられるようになりました。

    若い世代は特に、

    • 家族が困らないように
    • 自分たちも安心して暮らせるように
    • 未来に備えるために
    • 家族の負担を軽くするために

    と考えてくれているのかもしれません。

    若い世代が終活に関わるメリット

    家族が自分の思いを話しやすくなる

    終活=重い話
    というイメージを持つ高齢者は多いですが、
    若者が関わることで自然な会話になります。

    「おばあちゃん、もしもの時どんなお葬式がいい?」
    「相続はどうしたい?」
    「書類の整理、私手伝おうか?」

    孫が柔らかい雰囲気で聞き出すことで、
    祖父母も安心して話しやすくなります。

    直接相続を受け取る世代は、相続のことを聞きづらいかもしれません。 しかし、事前に相続について決めておくのも、将来の家族のためになります。

    正確で最新の情報にアクセスできる

    • 老後資金の管理
    • 認知症対策
    • 医療・介護の法律
    • 終末期の選択肢
    • 供養方法の新しい形

    これらは毎年アップデートされていきます。
    若い世代が最新情報をキャッチし、家族に伝えることで「知らずに後悔する」事態を防げます。

    早めに準備できることで、家族の負担が大幅に軽くなる

    終活は早ければ早いほど、家族全員の負担が軽くなります。
    若者が関わることで、準備がスムーズに進み、
    高齢の家族も安心して今を生きられるようになります。

    いきいきつながる会ができること

    見守り・生活支援で孤独死のリスクを軽減

    子世代、孫世代は離れて暮らしていることも多いため、
    「日常の見守り」は難しい場合があります。

    いきいきつながる会では

    • 定期訪問
    • 電話での安否確認
    • 緊急時の駆けつけ

    などを行い、家族に代わって見守ります。

    「見守りは専門の団体に任せられる」
    と安心できる仕組みです。

    死後の手続き・永代供養までトータルでサポート

    終活は「亡くなったあと」の準備も大事です。

    • 行政手続き
    • 葬儀
    • 納骨
    • 永代供養

    これらは想像以上に時間と労力がかかる部分です。
    若者が代わりに行うこともできますが、
    現実には負担が非常に大きくなります。

    いきいきつながる会はその部分までカバーしており、
    高野山奥の院には会員やご縁のあった方の御霊を祀る慰霊碑もあります。

    「最後まで見守ってくれる安心感」はとっても大きな支えになります。

    終活は「死に向かう準備」ではなく、「家族を守る前向きな行動」

    若い世代が終活を手伝うようになった背景には、
    「家族が大切だからこそ、元気なうちに備えてほしい」
    という思いがあるかもしれません。

    終活を始めることは、
    不安を大きくするのではなく、
    「安心して生きるための整理」です。

    • 家族が困らないように
    • 自分自身が安心して暮らせるように
    • 最後まで尊厳を持って生きられるように

    いきいきつながる会は、その想いに寄り添い、
    必要な場面を専門家としてサポートします。

    家族の未来を一緒に考えるために

    終活は、年齢に関係なく「家族全員のため」に行うものです。

    これから終活を学びたい若い方も、
    家族のことで相談したい方も、
    ぜひ一度気軽に相談してみてください。