ホーム/ブログ/終活/終活支援──神戸市の取り組みと、地域を問わず安心できる民間支援

    終活支援──神戸市の取り組みと、地域を問わず安心できる民間支援

    2025年11月17日終活管理者6分で読めます

    近年、全国の自治体で「終活支援」の取り組みが進んでいます。

    その中でも注目されているのが、神戸市が2025年から開始した終活関連の総合支援制度です。「自治体でここまでやってくれるのは助かる」という声も多く、全国的に見ても先進的な取り組みといえます。

    しかし同時に、「自分の住んでいる地域にはこういう制度がない」「もっと日常的な支援も欲しい」という声も少なくありません。

    この記事では、神戸市の終活支援を分かりやすく紹介するとともに、自治体の制度がない地域でも安心できる“民間の終活サポート”についてもお伝えします。

    神戸市が導入した終活支援をわかりやすく解説

    神戸市では、以下の3つを中心に終活支援制度を整備しています。

    1. こうべ終活相談窓口

    終活全般について無料で相談できる窓口です。

    • 遺言・相続・財産管理
    • 身辺整理・エンディングノート
    • 葬儀・お墓・納骨の相談
    • 成年後見制度の説明

    来所・電話・オンラインで相談でき、気軽に利用しやすい仕組みです。

    2. 終活情報登録制度

    本人が意思表示できなくなった時に備え、重要な情報を神戸市に登録しておく制度です。

    登録できる情報の例

    • 緊急連絡先
    • 遺言書の保管場所
    • エンディングノートの所在
    • 葬儀・納骨の希望
    • 死後事務委任契約の内容

    登録された情報は、病院や福祉機関などが照会でき、本人の希望に沿った対応につながります。

    3. エンディングプラン・サポート事業

    身寄りのない高齢者でも、生前のうちに葬儀・納骨の契約ができる支援制度です。

    • 契約時には相談員が立ち会う
    • 預託金の管理を市が行う
    • 死後に確実に契約が実行されるようにサポート

    「最期の部分まで安心したい」というニーズに応える仕組みです。

    ただし、自治体サービスには限界がある

    神戸市の制度は非常に優れていますが、すべての地域に同じ制度があるわけではありません。また、自治体サービスでは対応できない部分もあります。

    1. 利用できるのはその自治体に住む人だけ

    神戸市民なら利用できますが、市外の方は対象外です。
    よって、制度のある・なしで住む地域によって大きな差が生まれます。

    2. 日常生活の見守りや訪問支援はできない

    自治体が行うのは「相談」「登録」「契約支援」が中心です。

    しかし一部の高齢者には次のような日常サポートも重要です。

    • 定期的な訪問
    • 日々の見守り
    • 緊急時の駆けつけ
    • 入院手続きのサポート
    • 身元保証
    • 生活支援

    こうした“生活に寄り添う支援”までは自治体ではカバーできません。

    3. 身元保証は自治体では実施できない

    入院・介護施設・賃貸契約では必ず保証人が必要ですが、
    自治体が保証人になることはできません。

    自治体サービスがなくても大丈夫

    いきいきつながる会なら同じ備えができます。

    自治体に制度がない地域でも、いきいきつながる会を利用することで同等の終活サポートが受けられます。さらに、自治体ではできない“日常支援”まで一体的にカバーできます。

    いきいきつながる会の主なサービス

    身元保証サービス

    • 入院時の保証人
    • 介護施設入所の保証人
    • 賃貸契約の保証人
    • 緊急対応
    • 病院での手続き代行

    神戸市の制度でも補えない「保証人」を担う点が最大の特徴です。

    見守り・訪問支援

    • 定期訪問
    • 電話・LINEでの見守り
    • 生活状況の把握
    • 家族への報告

    “孤立”を防ぎ、孤独死のリスクを減らします。

    旅立ちサポート(死後事務)

    • 行政手続き
    • 葬儀の手配
    • 納骨・永代供養
    • 高野山奥の院の慰霊碑での供養

    神戸市のエンディングプランに近い支援を、地域を問わず提供できます。

    全国から相談可能

    自治体とは違い、地域の制限はありません。
    大阪・兵庫・奈良・京都はもちろん、遠方に住む方の依頼にも対応しています。

    自治体+民間で「本当の安心」が実現する

    終活は、「亡くなったあとの備え」だけではありません。
    生きているあいだの安心、緊急時の支援、そして最期の見届け──
    これらすべてがそろって初めて“安心できる老後”になります。

    自治体の制度はとても心強いものです。
    しかしその一方で、自治体にはできない領域が確かに存在します。

    いきいきつながる会は、その部分を補いながら、
    終活・生活支援・身元保証・旅立ちサポートまでを一貫して行います。

    自治体の制度がある人にも、制度がない地域の人にも。
    誰もが安心できる支えとして、ぜひ一度ご相談ください。